まぶたが窪んでいると、年齢以上に年を重ねているように見えてしまうため、悩んでいる方が多々いらっしゃることと思います。
くぼみまぶたや、くぼみ目、奥目と呼ばれることもあります。
苦慮している方は、少しでもふっくらとして見えるよう、何かしらの工夫をしたいですよね。
ということで、まぶたのくぼみを目立たなくさせるための方法をいくつか紹介します。
●アイシャドウ以外のメイクを強調して、人の目線を逸らす
●顔のパーツバランスを調整する
●髪型でごまかす
●体重を増やす
アイシャドウで隠す
明るめのピンクやオレンジなど、いわゆるウォームカラーと呼ばれている色味を、上まぶたの眼窩（眼球が入っているくぼみ部分）全体に塗る。
この時に、淡くやわらかな発色になるよう、軽く優しいタッチで塗布すること。つまりは、控えめな発色に留めることが基本となります。
そしてベージュと表現される色味、要するにできるだけ肌色に近いカラーを使いましょう。
その際の注意点として、同じベージュでも、ピンクベージュやオレンジベージュなどの色味を選ぶ、これがとても大切なことになります。
ブラウンがっかたベージュやグレーがかったベージュを選択すると、逆にまぶたのくぼみを、さらに目立たせてしまうことになりますので、そのような色味は避けるべきです。
加えて、くすみ系もご法度ですね。ピンクやオレンジ味を帯びていても明度や彩度が低めのもの、灰色を加えたような落ち着いた色味は使わないほうがよいでしょう。
そして、くぼみが気になる方は、上まぶたにラメをのせることは、控えましょう。
隠したい部分が悪目立ちしてしまう恐れがありますので。
◆ピンクベージュ 単色おすすめアイシャドウ
●KOSE エスプリーク セレクト アイカラーN PK800 シェルピンク
●to/one ペタル フロート アイズ 12 Barely Pink
●excel アイプランナー R02 セレモニー
◆オレンジベージュ 単色おすすめアイシャドウ
●KOSE エスプリーク セレクト アイカラーN BE309 ベージュ
●to/one ペタル フロート アイズ 13 Stellar Peach
●excel アイプランナー S02 フルムーン
アイシャドウ以外のメイクを強調して、人の目線を逸らす
これは、リップメイクを魅惑的にみせる、その1点に限るのではないでしょうか。
自分に似合う範囲で濃いめのリップを使ってみたり、きれいに縁取りをしたりなど、要するに人を引き付けるようなリップメイクをすることで、目線を目元から逸らす効果を狙うものです。
お顔の中で、できるだけ人から見られたくない部分、例えばキズがあったり、小じわが多かったりなど、他の方の目線から外したいパーツなどがある場合は、思い切ってその他のメイクを少し目立つ形で仕上げると、意外と気づかれないケースもございます。
そのようなメイクをすることも、ひとつの方法です。
顔のパーツバランスを調整する
眉の位置をずらすことで、まぶたのくぼみを目立たなくさせる。
そんなメイクをされてはいかがでしょうか。
つまりは、眉の高さに変化をつけて、まぶたのくぼみが際立たないよう調整することです。
わずか数ミリの差で、お顔のパーツバランスは思っている以上に変わり、人からの印象も異なります。
この場合、メイクによって眉の位置を変えてもいいですし、眉毛の形を整える際に、眉の上側を剃るか、下側を剃るか、それによってもまぶたのくぼみの目立ち方は変わってきます。
ちなみに筆者の場合は、目と眉の間を広げすぎると、まぶたのくぼみが悪目立ちしてしまいます。絶妙な距離を保つよう、眉剃りの際に注意をはらっています。
髪型でごまかす
瞳の魅力を際立たせる、要するに目力を強調するようなヘアスタイルは、避けたほうが無難です。
いわゆる前髪ぱっつんと呼ばれる髪型は、目の印象がかなり引き立つため、まぶたのくぼみでお悩みの方は、控えたほうがよろしいでしょう。
その他、ぱっつんではないにしても、前髪のボリュームとその長さによって、くぼみの見え方は大幅に変わってきます。
できるだけ目元に影をつくらないよう、前髪が重めのスタイルは避けたいところです。
目元が明るくなるような髪型、おすすめは、シースルーバングや斜めバング、それにかき上げ前髪やセンター分けバングなど、できるだけ額を出すようなスタイルで、ご自身に似合う髪型を模索するといいでしょう。
体重を増やす
こちらは、そのままの意味です。
ふくよかな体型の方は、おそらくお顔の肉付きもよいため、上のまぶたのくぼみが、目立つことは少ないでしょう。
年齢を重ねていても、豊満な体つきの方は、小じわも少なく、目元のはり感も同年代の方と比べると、そこまで衰えていないように感じます。
今現在、標準体重より軽い体型の方は、少し太ってみるのもひとつの方法ではないでしょうか。
世の中の流れ的に、細めの体つきの方が褒められたりすることが多い昨今なので、迷いどころでもありますが。
まぶたと体型と、どちらを気にするか、ですね。
最後に
まぶたのくぼみって、遺伝による部分も大きいです。
筆者は、まぶたのくぼんでいる祖母や叔母の顔を、子供の頃から見てきました。
年齢とともに、そして世間一般の方よりも若い時期から、上まぶたのくぼみは目立ってきていました。
当然、遺伝という理由も大きいですが、目を酷使する仕事をしていたことも、さらにくぼみを加速させる大きな要因になっていたのではないかと思っています。
スマホやパソコンを日常的に長い時間使っている方は、目を休ませる時間を合間合間にとったり、目の疲れを癒すような目薬などを使用することをおすすめします。
目の負担を軽減することは、イコール上まぶたへの負担の軽減にもなりますから。
